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巨大データセンターから住民の暮らしと環境を守るつどい
「大規模データセンター建設の暮らし・環境への影響」
 講師 歌川 学 氏(産業技術総合研究所)
 12月7日(土)10:00~ 日野市民会館小ホール 

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講師プロフィール

歌川 学 氏

東北大学大学院工学研究科機械工学専攻博士前期課程修了。

通産省公害資源研究所入所、その後改組で産業技術総合研究所。博士(工学)。

専門は機械工学、環境工学で温暖化対策、省エネ対策の技術選択評価、対策シナリオ研究に従事。

【追加質問をしました】
「データセンターの騒音ですが、人間の耳に聞こえないくらいの重低音、低周波音がでませんか?」

「冷却するので、騒音、低周波音がでますね。低周波音は高い壁も乗り越えます。低周波の波長が長い(4~17m)ので、遠くへも響きますね。1㎞くらい、八王子市側にも届くでしょう。」

ザック・アモス氏(Zac Amos テクノロジーライター 米国)
「データ センターが騒音を伴い、リソースを大量に消費し、見た目も魅力的でないことに、建設後に初めて気づきます。」

参考動画
低周波音対策を聞かれても、引っ越して下さい以外の意見はありません

低周波音とは

低周波音とは約100Hz以下の音波のことを指し、人の耳では音として捉えられない超低周波音と、20Hzから100Hzの低周波音から成っています。

低周波騒音が原因となる不調の初期症状としてよく起こるのが、断続的に「ボー」といったような低めの鈍い音が聞こえるというもの。低周波騒音が原因となって起こる問題の種類はさまざまですが、大きくは物的、心理的、生理的問題の3つがある。

生理的な問題では、頭痛やめまい、腹痛、手足のしびれ、血圧の上昇、吐き気など身体全体に関わるさまざまな不調が現れてきます。米国の研究では心臓病のリスクにつながる場合もあります。

​★米国でも、データセンターの近くで「低周波音」が問題になっています。防音壁でも解決しない場合もあります。

低周波音に関する知見が広まっていないこと、基準が未だ決まっていないこともあり、事後対策は上記動画のように厳しいのかもしれません。

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@StopDCHino 2024

日野、データセンター、環境とくらし 

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