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データセンター新設に「地域共生」の壁

NIKKEI GX 2025年3月4日

データセンターの新設が地域社会にどのような影響を与えるのか。米ブルームバーグ通信が28日、巨大施設の建設が進むジョージア州フェイエットビルの今を伝える記事を配信しました。自治体の税収増に貢献する半面、大規模な送電設備が景観を損なうとして地域住民の反発を招いている現状が克明に記されています。

フェイエットビルではブラックストーン系の事業者が240万平方メートルの敷地に10棟のデータセンターを建設しています。消費電力は一般家庭で約100万世帯分に相当し、送電線の建設にあたり、100軒以上の世帯が庭など敷地内に送電線を通す許可を求められたと伝えています。

記事内では鑑定士の話として、大型の送電線は不動産の価値を10〜30%押し下げると伝えています。高速道路や送電線など重要インフラの建設では裁判所を通じた土地の強制収用が認められています。住民は実際に建設が始まった段階で初めて現実を理解し、反対運動も起きたといいます。

日本でもデータセンターの新設が相次いでいます。関係人口や税収の増加といった形で地域社会にメリットをどこまで提供できるか。太陽光の建設などで争点化する「地域社会との共生」という問題に直面する日はそう遠くないかもしれません。

エネルギーチームキャップ 山本夏樹

Small Towns Are on the Front Lines of AI's Expansion

 
 
 

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